最強の理系就活生への道

4月で有名大企業4社から内定を頂いた国立理系院生の私の経験を元に、理系就活の攻略法を発信していきたいと考えております。

【A4 1枚、2枚】研究概要の作り方、書き方は?

どうも!shomercuryです!

 

皆さん理系は、技術系総合職に応募することが多いと思いますが、その際に事務系と違ってESだけじゃなくて研究概要の提出も求められますよね。 

 

研究をまとめたものなら研究室で作っている報告書でいいやと思って、研究室の報告書をほとんどそのまま提出している人もいるのではないでしょうか。

 

はっきりいいますが、研究室で作る研究報告書と就活で提出する研究概要は全く別物なのでちゃんと作り直したほうがいいです。

 

そこで今回は、「研究概要の作り方、書き方は?」という疑問について答えていきたいと思います。

この記事はこんな人にオススメ

・就活を始めたところで研究概要をどう書き始めようか全く分からない人。
・研究室で作っている報告書とほとんど同じように研究概要を作っている人。
・何を重点的にアピールすればいいのか分からない人。

結論から言うと、研究室の研究報告書と異なり、自分の研究の素人に対してもわかるように噛み砕いて説明し、また自分の凄さをアピールするように作成すべきです。

 

では説明していきます。

 

 

研究概要のレジュメとは?

person holding white Samsung Galaxy Tab就活をしたことがない人は、そもそも研究概要のレジュメってなんのこと?と思っている人もいるかも知れませんので一応説明しておきます。

 

研究概要のレジュメとは、本選考やインターンのエントリーの際にESとは別で理系就活生に提出させる研究を説明する書類のことです。

A4紙1,2枚の書式自由でPDF形式で提出ということが多いです。

 

研究室で作成している研究報告書とは異なるのか?

 就活で提出する研究概要のレジュメは、普段理系の学生のみなさんが研究室で作成する研究報告書などとは作成する趣旨が異なります。

 

研究室で作成する研究報告書は、自分が取り組んでいる研究テーマの凄さをアピールすることを主な趣旨として作成します。

一方で、就活で作成する研究概要のレジュメは、ある研究テーマに取り組んできた自分の凄さをアピールすることを主な趣旨として作成します。自分の凄さというのは、いかに自分で考えて研究に取り組んできたかということです。つまり、研究テーマの凄さはあまり重要ではありません。すごい研究をしているからその人が優秀とは限りませんからね。だって、研究テーマなんて基本的に教授から与えられたもので、自分で考えたものではないですからね。

 

どのように作ればよいのか? 

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専門用語は使ってもいい?

よく就活用の研究概要は、専門用語は使わずに小中学生にもわかるような言葉で作らんければいけないと言われます。というのは、いくらその企業の優秀な技術系の人が目を通すとはいっても、自分の研究に関してはほぼ100%素人である場合が多いからです。

 

私的には半分合ってて半分間違っていると思います。まず専門用語は使ってもいいです。ただし、その専門用語の説明はできるだけ小中学生にもわかるように記述しましょう。

 

説明もせずに専門用語ばかり書いていても意味がわかりませんし、相手のことを考えて記述できないコミュニケーションを取ることが下手な人であると思われてしまいます。

 

では流れは?

流れとしては、

  1. 自分の研究テーマの分野に関する一般的な話
  2. 既存の研究とその課題
  3. 自分の研究の新規性
  4. 自分の研究が達成された場合に与える社会への影響
  5. 研究開始時の課題と目標
  6. 課題解決および目標達成のために行った実験
  7. 現在の課題
  8. 現在の課題の原因の仮説
  9. 解決策
  10. 卒業・修了までに到達したい目標

という流れで作成すればよいです。

 

この項目の中でちゃんと考えて研究を行っていることを特にアピールできる項目は、6〜10です。1〜5は、いつも研究室で作成している研究報告書とあまり変わりませんので説明を省きます。ただし、「4.自分の研究が達成された場合に与える社会への影響」は企業で研究開発を行っていく上で常に意識しなければならない項目なので、しっかりした論理構築が重要となります。

 

では6〜10について説明していきます。

 

6.課題解決および目標達成のために行った実験

実験の目的、結果に対する考察を明確に記述することが大切です。

 

なぜその実験を行ったのか、また結果から言えることはなにかという考察をしっかり記述できていれば、考えて実験ができていることをアピールできます。まあ当然といえば当然なんですが(笑)

 

一方で実験手順はあまり重要ではないので省いても構いません。

 

7.現在の課題

これまで行ってきた実験では解決されていない課題について記述します。その時々の課題を明確にすることで常に問題意識を持って研究に取り組んでいることをアピールできます。定量的に記述できればなおよしです。

 

8.現在の課題の原因の仮説

なぜその課題が浮き彫りになってきたのかを記述します。原因を考察することで理系としての深い考察力をアピールすることが出来ます。こちらも定量的にできればなおよしです。

 

9.解決策

原因の仮説を踏まえて現在の課題のブレイクスルーとなる方法を記述します。つまり短期的な指針ですね。

 

次に何をすべきかというビジョンがあることを示すことができ、常に先も見据えていることをアピールできます。

 

また解決策は3パターンくらい提示できればベターです。1つダメであっても別の方法を試すこともできるし、様々なパターンの中で最適な方法を選ぶこともできるので、研究者として高いレベルを有することをアピールできます。

 

10.卒業・修了までに到達したい目標

卒業・修了までに現実的に考えてどこまで進めるかを記述します。卒業・修了までにテーマを完結できなくても構いません。理系としての冷静な考えのもと、現実的な長期的指針をたてられることをアピールできます。

 

パソコン?手書き?何を使って作ればよいのか? 

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当然パソコンを使います。手書きはありえません(笑)仮に手書きで作るとすれば、A4の紙にペンで研究内容を書いて、その紙をコピー機でスキャンしてPDF形式で保存して提出するという流れになりますが、パソコンでの作成と比べてめんどくさいですし、パソコンに保存している研究データや図も使えませんし、なにより字が汚ければ見れたもんじゃなくなります(笑)

 

というわけでパソコンを使うのですが、パソコンを使ってレジュメを作るのであれば、研究室で報告書を作ってきた理系の皆さんは、まずはじめに「Microsoft Word」での作成方法が思い浮かぶと思います。

Microsoft Wordを使うメリットは、シンプルなレジュメを作りやすいことです。ごちゃごちゃせず、整然と文字やグラフ・図が並んだレジュメを作りやすいです。デメリットは、淡白になりがちであることや意識してグラフ・図を挿入しなければ文字だらけになる可能性があることです。

 

もう一つは、「Microsoft PowerPoint」での作成です。

Microsoft PowerPointを使うメリットは、オリジナリティのあるレジュメを作りやすい点です。Microsoft Wordと異なり、自由に文字やグラフ・図を配置しやすく、また図形なども使えます(厳密にはMicrosoft Wordでも使えますが)

 

私もはじめはMicrosoft Wordで研究概要を作成していましたが、他の就活生のレジュメと似たような出来になり、他人と差がつかないと感じたのでMicrosoft PowerPointを用いて作成するようになりました。まあでもこれは好みなのでMicrosoft Wordでも構いません。

 

実際の出来はどんな感じになる?

サンプルは現在作成中なので後日公開します。Microsoft Word版とMicrosoft PowerPint版を作ります。お楽しみに。 

 

まとめ

・研究室の研究報告書は、研究をアピールするが、就活の研究概要のレジュメは自分の凄さをアピールする。

・専門用語は使ってもよいが、わかり易く説明を添えておく。

・本記事で挙げた流れに沿って作成する。

・Microsoft Wordで作成すればシンプルで見やすい作りに、Microsoft PowerPointで作成すればオリジナリティのあるレジュメになる。

 

みなさんも本記事で挙げた研究概要のレジュメの作成方法を参考にしつつ、自分でさらに改善、推敲しながら作成してみてください。

 

きっと他の就活生にない素晴らしい研究概要を作成できると思いますよ。では、あとは実行に移るだけです。