最強の理系就活生への道

4月で有名大企業4社から内定を頂いた国立理系院生の私の経験を元に、理系就活の攻略法を発信していきたいと考えております。

【企業研究シリーズ①】パナソニック

どうも!ShoMercuryです。

今回は、新コーナー【企業研究シリーズ】を始めていきたいと思います。

 

企業の特徴、選考スケジュール、インターンシップの内容・選考方法、本選考の選考方法などを紹介するコーナーにしていきたいと思っています。

 

それでは早速、記念すべき第一回は…パナソニックの企業研究をしていきたいと思います。

 

 

パナソニックってどんな会社?

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パナソニックって聞くと皆さんどんなイメージが湧きますかね?

まあおそらく、「家電」が一番に思い浮かぶと思います。

 

パナソニックのテレビ、冷蔵庫、ドライヤー、電気シェーバー…どれも有名ですし、一級品ですよね。

 

でも実は、パナソニックは現在家電の売上は全体の34%程度しかないんです。(2018年パナソニック決算報告書参照)

 

では、家電以外にはどんなことをしてるの?ということなんですが、パナソニックは大きく分けて5つの事業カンパニーを持っています。

 

  • アプライアンス社
  • ライフソリューションズ社
  • コネクティッドソリューションズ社
  • オートモーティブ社
  • インダストリアルソリューションズ社

です。

 

アプライアンス社はご存知の通り、家電を主に扱う部門です。

 

ライフソリューションズ社は、主に住宅、オフィス、商業施設、スマートタウンといった空間を作る事業を行っています。具体的には、照明器具、太陽光発電システム、空気清浄機を作ったり、リフォーム、建設工事などを行っています。

 

コネクティッドソリューションズ社は、プロセスオートメーション、物流システム、セキュリティソリューション、航空機の衛星通信システムなどを扱っています。

 

オートモーティブ社は、自動車部品を主に扱う部門です。有名な製品で言えば、プリウスに搭載されているリチウムイオン電池やカーナビなどがあります。また近年の電気自動車の躍進やトヨタ自動車と協業で全固体電池を開発するとの発表もあり、現在最も勢いがある事業です。

 

インダストリアルソリューションズ社は、電池やコンデンサ、FA機器、電子材料、半導体などの電子製品を扱っています。

 

というのが、パナソニックの事業一覧なのですが、ほとんど知らなかったのではないでしょうか?

 

そうです。現在のパナソニックはBtoB事業のほうが売上が大きくなっているのです。

ざっと約6割はBtoB事業の売上となっております。

 

BtoC事業の家電は中国のハイセンス、ハイアールや韓国のサムスン、LGなどが近年躍進してきており、日本の家電メーカーは押され気味だからですね。

家電量販店に行けばわかると思いますが、これらのメーカーの製品は安いのにクオリティが高い商品ばかりでびっくりしますよ。

 

技術系新卒採用スケジュール

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6月 夏季インターン応募 

7月 夏季インターン面接

8-9月 夏季インターン 

12月 冬季インターン応募

1月 冬季インターン面接

2月 冬季インターン

3月 本採用活動開始

4-5月 推薦ルート面接

6-7月 一般ルート面接

 

というような流れですね。

 

夏季インターン

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パナソニックの夏季インターンは「OJTタイプ」「ワークショップタイプ」の2種類が毎年行われています。 

 

OJTタイプ

「OJTタイプ」は、実際に社員と働いて実務を経験できるインターンです。期間は約2週間です。

この記事で言う就労体験型(長期)というタイプのインターンですね。

rikei-shukatsu-shomercury.hatenablog.com

 

本インターンは、社員の方と実際に長期働くことになり、優秀さをアピールできたら間違いなく本選考で有利になると思うので気合を入れて参加しましょう。

 

応募条件

は文理不問になっており、募集テーマは経理、広報、調達など事務系の職種のものも一部ありますが、主に研究開発、開発設計、生産技術など技術系の職種のものが多くなっております。

また、学部1年以上を対象としているので学部1、2年生でも応募可能となっています。

 

選考方法

ES+適性テスト

面接

という流れのようですね。

 

ES

過去のESで課された設問を以下に挙げておきます。

 

2018年度

  • 何を専門にどのような研究をしていますか。また、学業で主に取り組んでいる内容は何ですか。(500文字)
  • そのテーマに取り組んだ理由を教えて下さい。(400文字)
  • 上記の中で、自分で工夫したことは何ですか。(300文字)
  • パナソニックのインターンで挑戦したいことを教えて下さい。(200文字)
  • パナソニックのインターンシップに期待することを教えて下さい。(200文字)

 

2017年度

  • 何を専門にどのような研究をしていますか。また、学業で主に取り組んでいる内容は何ですか。(500文字)
  • そのテーマに取り組んだ理由を教えて下さい。(400文字)
  • 上記の中で、自分で工夫したことは何ですか。(300文字)
  • パナソニックのインターンに応募しようと思われた動機を教えて下さい。(300文字)

 

2016年度

  • 現在、学業で主に取り組まれている内容や、専攻・研究テーマについて具体的にお書きください(300文字)
  • なぜ上記テーマ(※第1希望テーマ)を希望しているのですか。これまでの経験や研究内容・専門知識・スキルなどを、希望テーマでどのように活かしたいかを含めてお書きください。(200文字)
  • 学生時代に学業以外でもっとも力を入れて取り組んだことをなるべく具体的にお書きください。(300文字)
  • あなたを表すキーワードをご入力ください
  • 上記に対する理由もしくは具体的なエピソードをお書きください。(300文字)

 

以上のように、専攻や研究内容、インターンの志望動機、ガクチカなどが主に毎年設問として課されることが多いようです。

 

適性テスト

・科目

国語・数学・性格

 

・形式

自宅SPI

 

適性検査対策はとにかく数をこなして慣れるしかないので、以下の本などでどんどん対策していきましょう。

 

主要3方式<テストセンター・ペーパー・WEBテスティング>対応】これが本当のSPI3だ! 【2021年度版】

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2021最新版 史上最強SPI&テストセンター超実践問題集

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面接

・形式

個人

 

・面接官の数

1人 

 

・時間

30分

 

・質問

以下に過去の面接でされた質問を挙げます。

 

  • 自己紹介
  • 研究内容(文系にもわかるように)
  • 研究で頑張ったこと・苦労したこと
  • 研究の中で自分だからこそ成し遂げたと思うこと
  • 自分の研究が社会でどのように活かすことができるか
  • サークル活動について
  • アルバイト経験について
  • 志望動機
  • 逆質問

 

以上のように非常にオーソドックスな質問ばかり来るようですね。

 

ただし1つ注意点で、おそらくパナソニックの夏季インターンの面接では文系出身の人事が面接をするようなので、研究内容は中学生にもわかるレベルに噛み砕いて説明できるようになっておいたほうが良いですね。

 

ワークショップタイプ

「ワークショップタイプ」は、グループディスカッションを通じて新たなビジネス戦略を考えていくというものです。期間は3日間です。

先程の記事で言うワークショップ型(中期)というやつですね。

 

応募条件

「OJTタイプ」と同様で、文理不問の学部1年以上です。

 

選考方法

ES+適性テスト

面接

という流れのようですね。

 

ES

過去のESで課された設問を以下に挙げておきます。

 

2018年度

  • 学生時代に、どのような挑戦をしてきましたか?(400文字)
  • なぜその挑戦をしたか、理由を教えてください。(300文字)
  • 上記の挑戦を通じて、ご自身が実感している「成長」を教えてください。(300文字)
  • パナソニックのインターンシップで挑戦したいことを教えてください。(200文字)
  • パナソニックのインターンシップに期待することを教えてください。(200文字)

 

2017年度

  • これまでに、どんな挑戦をしてきましたか?(500字)※複数可
  • なぜその挑戦をしたか、理由を教えてください。(400字)
  • 上記の挑戦を通じて、ご自身が実感している「成長」を教えてください。(300字)
  • パナソニックのインターンシップに参加しようと思われた動機を教えてください。(300字)

 

適性テスト

OJTタイプと同様です。

 

面接

・形式

集団面接

 

・学生の数

3人

 

・面接官の数

1人

 

・時間

30分

 

・質問

  • 自己紹介
  • 学生時代に力を入れたこと
  • 志望動機
  • 逆質問

 

以上のようにエントリーシートに沿ったオーソドックスな質問が多いようです。

また面接時間が集団面接の割に短いので、簡潔に質問に対して答えたほうがいいですね。

 

冬季インターン

person standing in between two cars 冬のインターンも夏のインターンと同様で「OJTタイプ」「ワークショップタイプ」の2種類が毎年行われています。 

夏のインターンと選考方法などは類似しているので割愛します。 

 

本選考

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本選考の流れは2パターンあります。

「推薦ルート」と「一般ルート」です。

 

ではそれぞれについて解説していきます。

 

推薦ルート

パナソニックの場合、推薦ルートは志願する際に推薦を出していなくても受けられます。しかし内々定が出た場合に入社の意志があるのであれば、後付け推薦を出さなくては内定が出ません。

 

選考方法

OB・OG訪問などの大学個別の説明会

ES、適性テスト

専攻コース相談会(実質の1次面接、3-5月)

 技術懇談会(実質の最終面接、4-6月)

 

OB・OG訪問などの大学個別の説明会

パナソニックの場合、推薦を応募する大学には基本的にOB・OG訪問を行います。

 

内容は一般の説明会で聞けるような話であったり、社員と座談会をしたりなど一般的なものであるが、この説明会に参加することでリクルーターが付き、1次面接を予約できるようになる。

 

逆に言えば、参加しなければ推薦選考ルートに乗れないので注意が必要である。

 

ES

推薦ルートの場合、ESの内容のみで落選するということはありません。

また、ESはリクルーターにブラッシュアップしてもらえるので、積極的にリクルーターを使っていきましょう。

 

・内容

2019年度

  • 現在取り組まれている研究内容について簡潔にご記入ください。(研究テーマが未定の方は、今後取り組みたい研究内容・100文字以内)
  • 上記の研究の中で、ご自身が独創性を発揮した部分(従来とは異なる手法、新たなチャレンジ等)を中心に具体的な取り組み内容をご記入ください。(300文字以内)
  • 学生時代(大学・大学院)に主に取り組んだことを3つご記入ください。併せて取り組みの比重(割合)をご記入ください。(全体で100%になるようにしてください・各60字以内)
  • ご自身の強みを簡潔にご記入ください。(20文字以内)
  • 上記を表す学生時代(大学・大学院)の具体的なエピソードをご記入ください。(300文字以内)
  • 組織やチーム(複数人での活動)などにおいて、あなたが新たに提案し実行した取組み等についてご記入ください。(200文字以内)
  • パナソニックでチャレンジしたい仕事あるいは実現したい夢について具体的にご記入ください(300字以内)

 

2018年度

 2019年度と同様

 

2017年度

2019年度と同様

 

ESの内容は毎年同じようですね。来年パナソニックを受けようと思っている方は、もうESの内容を考えておいてもいいかもしれませんね。

 

適性テスト

ES同様に推薦ルートであれば、テストで落とされることはないはず。(落とされたらすいません(笑))

 

・形式

テストセンターSPI

 

・科目

言語、非言語、性格 

 

専攻コース相談会(1次面接)

 OB・OB訪問に行けば、これに参加できる。

名前は「相談会」となっているが、しっかり面接をしてくるので注意が必要である。

 

もちろん、ここで落選すれば次には進めない。(一般選考ルートは受けられるかも?)

 

更に注意しといたほうが良いこととして、この面談はマイページ上で自分で予約するのですが、日程は限られておりすぐに予約が埋まります。

いつから予約が始まるのかをリクルーターに聞き、予約できるようになったらすぐに予約するようにしましょう。

 

・形式

個人面接

 

・面接官の数

1〜3人

殆どの場合、担当のリクルーターが1人は入っている。

他は事務系の人事。

 

・時間

 30分

 

・質問、内容

軽く自己紹介した後に、まずは自分の研究テーマに関して5分以内にプレゼンテーションをする。


プレゼン資料はタイトルなしでA4ヨコ3枚にまとめるように指示されるので、事前に作って印刷した資料を持っていかなければならない。

この資料を紙芝居のようにして説明することになる。

 

この後に内容に関する質問が行われ、最後にESに書いてある内容を簡単に質問される。

 

過去にされた質問内容を以下にまとめます。

  • 入社後にどんなことをしたいですか。
  • 大学時代にどんなことを取り組みましたか。
  • 逆質問


一通り終えると技術懇談会(実質の最終面談)へ向けたフィードバックがもらえます。

技術資料の添削、発表のアドバイス等。

 

また技術懇談会は、カンパニーを選択して臨むので、自分が受けたいと思っているカンパニーが自分の考えと合致しているのかを相談したほうが良いでしょう。

例えば、電池の材料開発をしているカンパニーがAカンパニーと思って面接に行ったら、実はBカンパニーで行っていたなんてこともザラにあります。

 

このような考えの不一致を最終面談に残さないように、この面談では積極的にOB・OGの人に相談をしておきましょう。

 

技術懇談会(最終面接)

名前は懇談会となっていますが、そんな生易しいものではなく実質の最終面接です。

 

専攻コース相談会を通過すれば、マイページ上で予約できるようになります。こちらも専攻コース相談会と同様に予約が埋まりやすいので、予約できるようになったらさっさと予約してしまいましょう。

 

この面接は自分が受けたいカンパニーを選択して受けることになります。

また、仮に落ちても別のカンパニーを受けられる場合があります。

 

・形式

個人面接

 

・面接官の数

3〜6人

事務系の人事と技術系の課長、部長級の社員

 

・時間

約1時間

 

・質問、内容

まずは専攻コース相談会と同様に自己紹介した後に、A4ヨコ3枚の資料を使って5分程度で説明することになります。

 

その後、内容に関する質問タイムに入ります。技術系の偉い社員が出席しているので、研究に関しては専攻コース相談会のときよりも深く突っ込んだ質問が飛び交います。

 

以下に過去にされた質問をまとめます。

  • 自分の研究が応用されるとしたらどのようなことが可能になるのか
  • なぜその研究を選んだのか
  • 自分だから成し遂げられたと思うこと
  • 研究で行き詰った際にどのように乗り越えたか

 

技術面接の後に人柄を問う人事面接が行われます。

 

以下に過去にされた質問をまとめます。

  • 入社してやってみたいことはあるか
  • 大学時代にチームで取り組んだことはあるか
  • 選考とあまり関係ないカンパニーを選んだ理由
  • 逆質問

 

一般ルート

こちらは、基本的には学校にパナソニックの推薦がない人が受ける選考ルートですね。ただし、おそらく推薦ルートで落選した人も受けることは可能です。

 

このルートは推薦ルートで採用した後に残った採用人数の枠を争うことになるので、推薦ルートよりも内定を獲得する難易度は高いと考えられます。

 

選考の流れ

ES+Webテスト

1次面接(6、7月)

2次面接(6,7月)

最終面接 (6、7月)

 

ES 

推薦ルートと同様です。

 

適性テスト

推薦ルートと同様です。

 

1次面接

・形式

個人面接

・面接官の数

1人

・時間

1.5時間

・質問、内容

以下にに過去にされた質問を記述します。

 

  • 学生時代に一番力を入れていたこと
  • その次に力を入れていたこと
  • 大学で学んだ内容について
  • 卒業研究でどんなことをやりたいと考えているか
  • 周りの友人から自分がどう思われていると思うか
  • 会社に入ったらやりたい仕事は何か

 

二次面接

推薦ルートでいう技術懇談会のような面接ですね。

 

・形式

個人面接 

 

・面接官の数

4〜6人

技術系の偉い人と事務系の人事

 

・時間

1時間

 

・質問、内容

推薦ルートの技術懇談会と同様

 

最終面接

ここまで来られればほぼ内定らしいですが、油断は禁物ですね。

 

・形式

個人面接

 

・面接官の数

1人

事務系の人事

 

・時間

30分

 

・質問、内容

以下に過去にされた質問を記載します。

 

  • 自己PR
  • 研究内容
  • 入社の意思
  • 入社したらやりたいこと
  • 逆質問

 

まとめ

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・パナソニックは現在、事業売上の約6割がBtoB事業。

・パナソニックは、5つの事業カンパニーを持っている。

・パナソニックは、夏冬それぞれでインターンシップを開催している。

・本選考は、推薦ルートと一般ルートが有る。

・推薦ルートを受けたければ、OB・OG訪問は必須。

 

パナソニックは大量採用ということもあり、しっかり対策すれば内定獲得もそこまで難しくはありません。

 

パナソニックを志望する就活生は、早速本記事を参考に準備を進めていってくださいね。

みなさんが良い結果をもらえることを心から願っております。